コレクション: 防災・非常時に備えよう!

【防災にも役立つ知識や道具】

地震や台風などの自然災害が起きると、避難生活を余儀なくされたり電気などのライフラインが絶たれたりすることがある。


このような不便な生活を送らなくてはいけなくなったときに、防災グッズとして役立つのがキャンプ道具。普段からキャンプをしている場合は、キャンプで使っているテントや寝袋などの道具がそのまま利用できる。道具を使うスキルや、キャンプ生活で得た経験も防災の役に立つ。


キャンプをしない家庭でもキャンプ道具を用意しておけば、非常時に慌てて買いに行くことなく、一定期間は自立した生活が送れる。防災用として用意するなら、いざというときにすぐに取り出せる場所にまとめて保管しておこう。

 

【テント】

ペットがいたり空きがなかったりして避難所に入れない場合でも、テントがあれば最低限の生活スペースを確保できる。
また、避難所に入れたとしても、避難所生活ではプライベート空間の確保が難しい。その点、テントを利用すればプライベート空間が確保でき、着替えや授乳などの目隠しにもなる。コンパクトなドームタイプや、設営の手間がかからないポップアップテントがおすすめ。

 

【ライト(ヘッドランプ・ランタン)】

暗い中を移動するときや、暗い場所で避難生活を送るときには明かりが欠かせない。移動するときに使うなら両手が使えるヘッドランプがおすすめ。また、暖房としても使えるランタンなら、寒い季節に暖を取ることもできる。防災用具として忘れずに用意しよう。

【寝袋・マット】

避難生活では床環境が悪かったり、寝具が揃ってなかったりする可能性がある。そのような環境でも、寝袋やマットがあれば睡眠の質を向上できる。布団より軽くてコンパクトなため保管や持ち運びもしやすい。

 

 

【バーナー】

キャンプ用のバーナーと燃料を用意しておけば、食料を温めたりお湯を沸かしたりできる。バーナーの種類はさまざまで、ガスやアルコール、固形燃料、ガソリンなどを燃料として使うものがある。バーナーと一緒に燃料も必ず用意しておこう。
カセットコンロ用のガスを用いるバーナーは、コンビニやスーパーマーケットでガスを手に入れられるので、防災用具としても使いやすい。

 

 

【テーブル】

避難所やテントでの生活でも、テーブルがあるだけで居住性が変わる。小さくてもよいので、食事や飲み物、スマートフォンなど、ある程度の物が置けるテーブルを用意しよう。

 

 

【浄水器】

飲み水が確保できないという万が一の時に役立ちます。緊急時でも安心して水を確保するために防災用具として用意しておこう。

 

 

【コッヘル・カトラリー】

紙皿や割り箸を用意していても、避難生活が長くなると足りなくなることがある。キャンプ用のコッヘルやカトラリーなら、コンパクトで運びやすく何度でも使用できる。
また、コッヘルは食器としてだけでなく、煮炊きするのにも使える。

 

 

【アウトドアナイフ】

アウトドア用のナイフは、コンパクトになるものがほとんど。持ち運びも簡単で調理や
支援物資を開封する際などに使えて便利なので用意しておくと良い。

 

 

【クーラーボックス】

クーラーボックスがあれば、救援物資や食料を保管できる。持ち運びやすさを考えると、キャスターやホイールまたはベルトが付いているクーラーボックスがおすすめ。日頃からクーラーボックスで非常食や防災グッズなどを保管しておき、いざというときにまとめて持ち出せるようにしておこう。

 

 

【モバイルバッテリー・ポータブル電源】

キャンプや車中泊で活躍するモバイルバッテリーやポータブル電源。
ポータブル電源があれば、停電になっても暖房器具の使用やスマホの充電ができる。普段キャンプや車中泊をしない人もあると便利なアイテム。

 

 

ーキャンプの経験が防災に役立つー

電気や水道などを使わずに過ごすキャンプは、災害時にライフラインが
使えなくなる状況に似ています。
キャンプのように日常生活と比べて不便で不自由な状況を繰り返し体験しておくと、災害時に落ち着いて行動するのに役立ちます。
ヘッドランプなどの明かりだけで暗闇を過ごす体験をするのもおすすめ◎